『明日、弁当買いに行ってくる。名古屋まで』

夫が唐突に切り出すから、聞き返すよりも、よっぽど食べたいお弁当があるんだろうと妙に落ち着いて

「あ、お疲れ様です。」

なんて返答してました。

しかし、名古屋かぁ。何かあったかしら?

あ、手羽のから揚げに甘辛く味付けしたのが食べたいな。確か名古屋の味だったな…。

六本木のあの角に有ったお店、行こうと思ってるうちに潰れちゃって、それからン十年経つ今ごろまたリバイバルしてるらしいし。

味噌カツって気分じゃないなぁ。

名古屋って言ったらやっぱ鶏かしら?コーチン!うん、鶏だね。

じゃ、っていうわけで、

「私はコーチン系のをお願いします。」

なんて言ったら、娘は

「名古屋?何が有名?…わたしは何が良いかな?」

と、当然の事の様に割り込んできて。母娘で盛り上がっていたら、

「遊びじゃない!

と。一蹴。

なんで⁉

よくよく聞いたら、

「明日、勉強会に行ってくる。名古屋まで」

でした

でも、こうしてきちんと買ってきてくれる優しい…

『あ、これは参加者に配られた弁当。』

ぁ。そなんだ…。ご苦労さまでし。